新潟中越地震

平成16年10月23日夕刻震度6強の地震が新潟県中越地方を襲った。
震源地が浅く強い余震が続く。家の崩壊を怖れて屋外避難する人が10万人を超えた。
発生から一週間経ってもまだ家に戻れない方が多い。

ALS仲間も少なくない地域。動けない体でどんなに怖かったことだろう。
今年5月の集計によれば、影響を受けた地域には約40名の患者さんがいる。
内呼吸器18名、その内6名が病院で在宅が12名となっている。
が在宅呼吸器で会員の方は1名なので他の方の所在は知りようがない。
間接情報だが電源等安全が確保される病院へ緊急入院していると思われる。

地震発生時、呼吸器が外れてお一人死亡というニュースもあった。
入院先の病院が今までALS関係では聞いたことがなかったので同病者ではないと推測している。
県へ問いあわせても個人情報なのでお知らせ出来ない、という回答しか返ってこなかった。
改めて都市周辺地域以外では患者会に参加する人が少ないことを認識し今後の課題としたい。

支部会員中連絡の着いた方々
どうぞメールでエールを送って下さい!
西脇幸子さん(長岡・呼吸器在宅)kutoran@nifty.comチョット古い映像でごめんなさい
23日地震の日には電源確保と安全のため、車で夜を過ごした。24日は家に入ったが停電もあるので病院へ入院。が、家族が付き添わなくてはならないので大バラバラの家を片づけることも出来ず、結局腹を決めて家族と一緒に過ごそうと退院。余震がないこと、停電が無いことを祈って元気で頑張っています。
どうぞ励ましのメールをお送り下さい。忙しい中家族にパソコンサポートの依頼も遠慮なのでお返事は出来ないかも知れないけれど待っていますとのこと。元理容師さんでご主人と娘姉妹夫妻の連携の中で普通に暮らしていた60代初期の方です。
中村修一さん(柏崎)shuichi@beach.ocn.ne.jp
自宅でパソコンに向かっている最中に地震、光センサーが頬にぶつかって衝撃を、でも目に入らなくって良かったと掲示板に書いています。停電でベッドを平らに治すことも出来ないので老父母が床に寝かせて夜を明かしたとのこと。翌日は電気も回復しホームページを開いています。同居のご両親はさぞご心配と思います。どうぞメールや掲示板で応援を!
清水国蔵さん(見附)kunisan@cd.wakwak.com
地震の晩は余震による家の崩壊が怖くて空き地で近所の人達と過ごしました。テレビもなく当事者である自分たちが一番情報がないと感じたとのこと。数日間ガス水道電気が無い中、独居なので避難所へは行かずに愛着のある親の家でバラけた室内を片づけながら頑張っていました。電気もパソコンもOKになったのでホームページで貴重な情報を提供しています。7月の水害と二度にわたる準被災、こうしてはいられないと懸命のリハビリ再生に取り組んでいる日々です