被災地長岡へ西脇さん訪問
(04.11.04)
長岡の西脇幸子さんが12日ぶりにやっと我が家で落ち着きました。
訪問予定の日がたまたまその日にぶつかったのでお話しを聞いてきました。
「23日地震の日は一端車へ移りましたが近所の人達が心配して集まってくれるので
みんなで家で過ごしました。その後停電となり病院へ緊急避難。
家族と一緒が条件なので娘さんが3日間泊まり込み。
余震の度に柏崎へ避難させた子供達の事が心配で
それが一番辛かったと長女のひろこさん。
電気もついたし何があっても家族一緒にと家に帰ったものの
裏の地盤が崩れるからと、被災一週間目にして避難勧告を受けました。
栃尾の親戚へベッド毎大移動しました。
避難勧告はまだ解けないけれど水道もようやく使えるようになったし
大丈夫だろうと判断して4日午後に戻ってきました。」
ALSで呼吸器利用者となると慣れた介助者(家族)と電源無しではいられません。
西脇さんの今回の「流浪の旅」は在宅療養者が被災時に経験する事を
みんな味わった様なものでした。
「皆さんに、特に長女には一番苦労をさせた。私に振り回された。
でも人に恵まれ、病気で絆が深まった。」
帰宅後直ぐにそう文字盤で話してくださいました。
皆さん明るくお元気ですが、ご家族の疲労が心配です。
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