「BSN愛の募金」横山支部長出席

本日、BSN愛の募金の贈呈式があり、横山支部長(介護者2人)と織田がいただきに
行ってきました。今年は7・13水害の義援金に3千200万円を出したことで、
各団体への贈呈金が少なくなっていますが、当支部は25万円をいただきました。
贈呈式の後、懇談会があり、大口の募金企業と募金をいただいた各団体から
それぞれお話がありました。当支部も横山さんのメッセージを私が代読しました。
懇談会終了後、牧野社長・大倉パーソナリテー・表佳世アナが横山さんのところへ
来られてお話をされました。横山さんが前向きに生きておられることにたいして、
牧野社長は感心されており、涙が出たと言っておられました。
大倉さんと宮越記者が玄関まで見送りに来てくれました。
以上ご報告致します。

            平成16年12月15日
 
                               日本ALS協会新潟県支部事務局
                                         織田 孝
横山さんのメッセージ

こんにちは、日本ALS協会新潟県支部長の横山です。

今年もBSN愛の募金を頂き心より感謝もうしあげます。

難病ALSは私を見て頂くと一目瞭然かと思います。自分の意志では全身何一つ動かせない病気です。私は人工呼吸器を着けて7年目に入りましたが、この病の過酷な面を紹介します。

告知を受けた日から、本人はいずれ訪れる呼吸困難に死への恐怖を背負い生きています。呼吸器を着けて生きる選択した日から、家族を巻き込んだ24時間介護が始まります。

支部活動では、そんな皆さんが少しでも前向きに病と向かい合うように、様々なサポート活動をしています。しかし患者主体の会ですからお金の苦労は尽きない現状です。ですから今日のBSN愛の募金本当にありがたいです。大切に使わせて頂きます。

ところで、このたびの中越地震の被災は私達の在宅療養宅も例外ではありません。
生計の担い手が罹患している家庭では希望の光すら見えません!

来年の支部活動は、お集まりの皆さんのご理解、ご協力を頂き、被災された弱者の皆さんに勇気を与える小林幸子チャリティコンサートが出来たら良いと思っています。 

最後に、昨年はBSN宮腰記者、今年は石山記者に私の生き方を理解頂きニュースワイドで取り上げて頂いています。この席をお借りしてお礼もうしあげます。

ありがとうございました。

       2004年12月15日

            日本ALS協会新潟県支部長 横山勇夫

スナップ
大倉修吾さんと 全員集合 牧野社長と 茶話会風景