吸引等に関するALS患者・家族の実態と意見

                                      平成15年2月10日
                                                   日本ALS協会
                                                  (TEL 03-3267-6942)

日本ALS協会を中心に平成14年11月12日、坂口厚生労働大臣に「ALS等の吸引を必要とする患者
に医師の指導を受けたヘルパー等介護者が日常生活の場で、吸引を行うことを認めてください。」という
要望書を、17万8千人の署名を添えて要請した。
 大臣の「関係者による検討会を設置し、桜の花の咲くころまでに結論を出したい」との答弁があり、平成15年2月3日に第1回「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」(「新たな看護のあり方に関する検討会」の下に設置)が開催され、今後、継続検討が予定されている。
 分科会による検討が深められ、また関係者に広く理解が広まり、当事者である患者・家族の要望に応える施策が実施されることを願って、以下の資料を紹介する。

      「介護保険実施に伴う在宅療養実態調査」平成12年9月、日本ALS協会実施
      有効回答数:434名患者(内、吸引等実施患者62.%、呼吸器装着者53.9%)
                                 (関係資料:機関誌JALSA52号掲載)
      1.ALS患者の吸引等の依頼先状況
      2.ALS患者の訪問看護利用状況
      3.吸引に関する患者・家族の声
      4.訪問看護に関する患者・家族の声

1.ALS患者の吸引等の依頼先状況

  

  在宅療養中の63%の患者が吸引等を行っており、ほぼ全ての家族が医療従事資格はないが医師
  の指導により実施している。
  患者の62%が看護師に依頼している。このことは吸引等が訪問看護の大切な業務として位置付けられていることを示しているが、患者さんの吸引を日常的にカバーできているとはいえない。
実際上、訪問看護回数は週平均1〜3回であり、仮に週(7日)の訪問看護時間を約3回x1時間とし、吸引を1時間毎24時間必要とした場合でも、カバーできる時間は2%弱にすぎない。
家族は吸引のため患者から24時間離れられず、長期に疲労困憊の状態が続くことになる。そのために、37%の患者が自己責任の延長で吸引をしてもらえる知人や家政婦、全身性介護人、ヘルパー(介護事業所)等を探して、介護を依頼している実態がある。その場合、吸引等が医療行為として禁止されているため、引き受けてくれる介護事業所は少なく、介護者の確保に大変な苦労をしている。また、その経費は夜間等を含めて月20〜30万円になる家族も少なくない。
そのためヘルパーに依頼している患者は17%であるが、94%が公的ヘルパー(介護保険、身障、全身性介護人等)を利用しており、比較的滞在時間が長いホームヘルパーが、医師より家族同様の研修を受けて吸引が安全にできるようになれば、家族の介護負担は軽減し、患者の療養生活は改善される。患者・家族はコミュニケーションや患者に慣れた長期滞在できる介護人を求めている。
介護保険利用の実態調査で一番多く出された声は、せっかくの介護保険ヘルパーが吸引できないことへの改善要望であった。   
 分科会が介護と看護現場の実情を汲み取り、家族ができることを、ヘルパーが公的に吸引できるよう具体的施策をまとめられることを切に期待したい。

 2.吸引等実施ALS患者の訪問看護利用状況

    

  在宅療養患者の63%が吸引等を実施しており患者が利用している訪問看護の頻度は週平均1〜3回 
   が多く、毎日1回(土、日を除いて)利用できている患者は約3割しかなく、週7回以上の利用者は3%
   に満たないのが実情である。
    ALSの場合、訪問看護は従来通り医療保険で1日2回と診療報酬外の「在宅人工呼吸器使用特定疾患患者訪問看護治療研究事業」として年260回が利用できる。したがって制度上では1日に3回以上の訪問看護の利用が可能であるが、実際には看護師のマンパワー不足と2回目の診療報酬が半額以下になる仕組みもあることから、1日2回(1回約1時間)を要請しても、応えてもらえない状況がある。
 平成14年4月より、2ヵ所の訪問看護ステーションから訪問することが可能となったが、同一の日は認められておらず、依然として患者の要請に応えられていない状況が続いている。
患者・家族はALSという進行性の神経難病に対して理解があり、専門的看護技術を備えた看護師による健康管理指導ができる訪問看護体制の拡充とを望んでいるが、看護師に24時間の看護を求めている訳ではない。
 病院から在宅に移ることは、病院でなくても地域医療サポートがあれば生活療養が可能と主治医が判断してのことであり、患者・家族も生活を共にしたいからである。
 そのような生活の場にあって患者・家族が望んでいることは、吸引等のいわゆる医療行為は日常生活行為として家族同様に研修と訓練によってヘルパー等に任せ、看護と介護が連携して患者・家族の求める在宅療養生活にマッチした支援体制ができることである。

3.吸引に関する患者・家族の声

 [吸引と家族の介護負担]
 (3)  ヘルパーは吸引ができず、訪問看護婦は20分〜30分しかおらず私用(銀行、歯医者など頼めないお使い)が足せな        いで困っております。

    (13)   皆さんも思われていることですが、ヘルパーさんに吸引ができるようになると良いと思います。ほとんど一人で看てい      るため、ヘルパーさんが吸引できるようになると家の外へ出る機会が増えるので。

    (31)   ヘルパーさんが吸引してくれるようになることを望みます。そうなればヘルパーさんに来てもらって、介護人が安心して休息する時間が取れる。

    (43)   訪問リハビリや夜間、深夜のホームヘルプが必要でも、訪問リハビリはどこもやっていないし、ホームヘルプもちょうどよい時間に来てくれる業者がいなかった。ヘルパーさんに吸引を頼めないのでヘルパーさんのいる時でも外出できない。業者によっては胃瘻のセットも医療行為とみなされてしまう。介護用品機器の情報がない。OTの支援不足。役所の担当が一年毎に変わってしまう。病気の進行に即した支援体制(特に社会参加)が弱い。

    (15)  私の家では夫がALSで、在宅療養中です。在宅して2年が過ぎました。始めの一年半は友人学生などに依頼し毎月20万から22万くらいの負担でした。この4月〜介護保険が導入されてからは10から12万くらいの負担+介護保険の3%ですのでとても助かっています。全てヘルパーではいってもらえたらと思っています。看護婦資格のあるヘルパーは、吸引も介護も依頼できるのでとても助かります。増員して欲しいです。

     (105) 患者の介護を遠方から母に頼んで来てもらい、昼は母、夕方と夜は妻が行うという無理をしている状態です。誰かが病気をしたら患者を看る者がいなくなるという困ったことになります。ヘルパーさんに医療行為が許されるなら負担が随分と減ります。また私的に介護人を頼みたいのですが、なかなか見つからないのが現状です。妻が働いているのですが仕事をやめて介護をしたいけれど、そうすると生活していけない苦しさがあります。

     (116)  患者の介護で主婦としての家事やその他に手が回らないで生活しているのですが、介護保険でのホームヘルプサービスは患者に関するサービス(例えば家事援助でも本人の食事作りやは人の部屋の掃除など)しかできないということに納得できず、本当に困っていて助けられているという状態ではありません。現状と合わないサービスだと思います。更に身体介護においても吸引の行為をしてもらえないため、ヘルパーと家族の介護者の二人での介護となり家族は患者から離れられません。身障、全身性障害者のサービスも実施されておりませんので、現実にはサ−ビス回数も時間も増える可能性が低いです。このような制度の広がりを強く望んで毎日を過ごしております。

     (155) 全てのヘルパーさんが吸引など医療行為を出来るようになると助かります。(大分県に看護免許を持っているヘルパーさんはほんの数人しかいないので) そうしたら、夜間の吸引などもしてもらえて、ゆっくり寝ることが出来るのにと思います。

     (179)  ヘルパーがある期間ごとに変わってしまうので、病気への理解が追いつかなかったり家族の負担が減らない。吸引や介護を任せられる人がいないため家族が結局、離れられない。

     (287)  家内が患者で気管切開して在宅療養中。私は夫で介護のために会社を退職。吸引等の医療行為の件ではヘルパーさんが「吸引はヘルパーの仕事ではないと法的に決められている」というように解釈してしまって、介護型ヘルパーでさえ吸引などをしてもらえない。(介護保険が始まる前は、それほど明確には言っていなかった) 結局介護型ヘルパーを頼んでも家族がいなければならず、介護者の負担は減らない。そうすると一人で介護している場合、介護者は看護婦がいるとき以外は外出することも出来ない。せめて訪問看護を医療保険で行っている場合、介護保険でも利用できるようにしてもらいたい。厚生省は医療行為にこだわるならば、もっと看護婦の派遣ができるように施策を考えるべきだし、それが出来ないなら総務庁の勧告に沿った見直しを早急にすべき。ヘルパーの業務内容について(介護ヘルパーは吸引ができないからやってもらえるのは排泄介助程度。家事ヘルパーは患者本人の家事しかしてもらえないからやってもらうのは掃除程度。難病患者を在宅介護している家庭でヘルパーさんに最も望んでいることは介護人の負担を減らしてもらうこと。家事援助については家事、たとえば食事とか洗濯もやれるようにしてもらわなければ介護人の負担はほとんど減らない。ヘルパーの業務内容については介護保険が始まってから以前の措置制度のときよりうるさく言われるようになってしまった。訪問看護の時間が短くなってしまった。(訪問看護は医療保険で受けているが介護保険開始前は月〜金で、毎日1.5〜2時間くらい来てくれていたのに、介護保険が始まってからは介護保険の1時間以内というのに合わせて訪問看護も一時間に短縮されてしまった。

     (292)  介護保険でヘルパーが入るのはありがたいが医療行為ができないので家族も家の中におるようになる。寝るわけにもいかず気兼ねにもなる。介護している立場より。

     (390)  医療行為ができ、長時間留守ができ、信頼できるヘルパ−さんを強く希望します。

     (398)  主人がこの病になって初めて3ヶ月、自宅で看たが昼間は入れ替わりヘルパーと訪問看護婦が来て下さるのですが、夜は私が一人です。息子が最初の1ヶ月は家に泊まって仕事に行ったけれど、あとは嫁と子供がいるので来ません。時々は来てくれて何かあればすぐ来れる所に住人がいます。ある時、私は耳が聞こえ難くアラ−ムが聞き取れないので大きな音を出すのにしてもらいましたがこれを息子が止めて帰ったので私は目が覚めず、覚めた時は呼吸器が外れて主人は虫の息でした。あの時は本当に生きた気はしませんでした。宮崎でもつい先日看護婦のミスでALSの人が亡くなられました。主人はおかげで又、息を吹き返し今、近くの病院でお世話になっていますが、10月から又、家で看ることになっています。大体3ヶ月をめどに病院と家庭でと先生から言われています。私も色々病気、特に頭の事故で4回その都度頭を打ってどうも夜がきついです。寝不足が特に午前2〜5時、この時間は痰が多くて眠れません。だから昼寝をして下さいといわれますが、昼も人の出入りが多く眠れません。夜のせめて半分、12時まででも何とかできればと思います。介護保険前は付き添いさんを頼んでいたが、金が続きません。月に25万円位.やはり私も起きていっしょにやらねばなりません。何とかいい方法はないでしょうか。主人は何にもできなく、口と首を少し動かすので私は意志を判断しています。長々と申し訳ありません。下手な字で。

    (431)  ヘルパ-に吸引等の医療行為が認められ、その間だけでも家族が患者から離れられる時間が出来れば良いと思う。

 

[吸引と施設利用]

    (136)  呼吸器、吸引器、胃瘻経管食の全身性障害者がデイサービス(入浴)またはショウトステイを利用する場合、必ず家族同伴を要求されます。それでいて料金は定額払い。家族にとっての休養は無しです。医療行為ができる看護人に出会わない限り私共の安心した休養はありません。

    (278)  ショートステイができると良い。専門家の在宅訪問をしてほしい(リハビリ、歯科、眼科、耳鼻科など)。吸引をできる人の確保が困難なため介護者が受診をする時間がとりにくい。特に予定できない時。

    (326)  介護人の不足を補うのに、吸引をできる人となると限られてしまう。夜間たまにはゆっくり休みたいと思っても、それは不可能で現実に困っている。ショートステイなども呼吸器をつけていると不可能で、介護人が一人しかいないので私が倒れたらどうしようかと不安である。ALS患者が安心して入院又は生活できる場が欲しい。

    (414)  現在、呼吸器装着している患者がショートステイできる施設がないため介護人が休養できない。

 

[吸引ができる介護者の確保]

    (60)  吸引の出来るヘルパーがなかなか見つからず、ようやく最近見つかりました。呼吸器をつけて在宅療養をしている人には吸引できるヘルパーが絶対必要です。そうでなければ介護者は解放されません。

    (280)  やがて気管切開して人工呼吸器をつけた場合、家族以外では吸引が出来ないと聞きました。私は家計のこともあり働いておりますが、そうなると仕事をやめなくてはならなくなりますが、収入がなくなることになります。吸引のできる介護人を安価で頼めるといいのですが。

    (301)  仙台市は特別措置を取り介護保険によって従来のサービスが低下しないように4年間の期限付きでサービスが30万円を超えた分だけ介護保険を使っています。宮城県は県も指名性介護人派遣を始めました。時間は40時間と少ないですが、私たちALS患者が生きてゆくためには介護人(なれた人、色々と熟知している人)を確保できるかどうかにかかっています。そのためには人材豊富なヘルパーが吸引ができるようにし、家族に変わって患者を看護できる人を確保していかなければならないと思います。あれもこれも不備だらけですが、介護人が第一と思います。

    (370)  介護人がいれば問題は激減します。とにかく介護者不足で困ってます。介護事業所が吸引を認め、ヘルパーを派遣してくれることを強く望みます。現在は全くの素人を見つけ研修を経てから介護してもらっているのでとてもエネルギーがいります。

    (383)  ヘルパーさんに吸引のできる人がいればいいと思うのですが、今の制度では無理と思います。ならば訪問介護支援センターに登録看護婦を置いて欲しいと思います。現在は小さな市町村では採算が合わないようで見通しが暗いです。同病者が少ない町では一人の声では反映しません。〈現在、町の社協を利用しています)

 

[吸引と介護保険]

    (337) 介護保険実施前は障害者プランで料金はかからなかったが、介護保険になってからは負担額が増えるので経済的にも枠一杯を頼むわけには行きません。ヘルパーにしても看護婦にしても人が変わり過ぎる。ヘルパーも吸引できるようになって欲しい。

    (359) 介護保険適用業者で吸引等(医療行為)ができない方が多いので、家族が在宅しなければならず、自由時間が取れない。

     (372) 介護保険が始まるまでヘルパーさんたち皆さんが吸引もしてくださっていたのでもう少し良かったです。4月からは新人らしきヘルパーさんが担当となりました。うちのような寝たきりの難病患者の介護は経験者が来るべきだと思います。唾液の吸引もしてくれません。「吸引してください」と呼ばれるのでほんの30分、昼することもできません。

 

[吸引とヘルパーの資格]

     (385)  ヘルパーさんで看護の免許をもっていらっしゃる方がおられますので、吸引ができるようになれば少し楽になります。

     (390) 子供が中学生と小学生の為、学校行事が等々ある中で主人をお願いできる人がほとんどいないので欠席する事がほとんどです。役員などの選出に先生が協力して除外ということもあまりなく、毎回役員はできませんと頭を下げる自分に疲れます。24時間365日、私が一人で看護をしているので、主人も私以外に看護を頼むのが不安でしかたがないようです。看護免許を持つヘルパーの方がいれば本当に助かります。主人の介護も私にとってとても重要なことですが子供のこともしてやりたいと思います。妻であり母でもあるからです。主人は30代前半で寝たきりの生活です。結婚が早かったので子供は主人の年では大きいと思いますが、もっと家族でいろんな所に旅行をしたかったです。あれもしたいこれもしたいと思うことは、山のようにあります。主人はまだ36歳です。頑張って生きていればきっと治ると信じて頑張りたいと思います。


 4.訪問看護に対する患者・家族の声
  [吸引と訪問看護]

     (2)  ヘルパーさんの吸引行為が許可されないのなら、訪問看護婦さんの滞在時間を延長してほしい。
介護人のリフレッシュタイムが欲しいです

     (382) ヘルパーさんに吸引のできる人がいればいいと思うのですが、今の制度では無理と思います。ならば訪問介護支援センターに登録看護婦を置いて欲しいと思います。現在は小さな市町村では採算が合わないようで見通しが暗いです。同病者が少ない町では一人の声では反映しません。〈現在、町の社協を利用しています)

 
 [訪問看護時間]
     (61)  訪問看護師の訪問看護時間を長くして欲しい。12時間以上欲しい。

     (176)  妻一人でやっているので、もし病気になった場合共倒れになるのが恐い。医療保険で呼吸器使用の場合、1日2時間、週6日、看護婦さんが来てくれますが、1日2時間だと交通時間だけで時間がなくなってしまうので自費で支払わなければなりません。看護婦さんは1時間7000円と高いです。週6日、1日2時間と決めないで1週間に12時間使えるか、1週8時間でも良いですからフレキシブルにして欲しい。
      
    (288)  ナースステーションの看護婦の回数及び看護時間を増やしてほしいです。希望しても不可能な現実です。
      
     (371) 
訪問看護婦は1回に15時間も時間を取っておきながら1時間足らずでひどいときには30分くらいで帰ってしまう。それで忙しいと言い。時間は決まっているのに1時間も2時間もずれて来る。いくら直接にはお金を払ってないといいながら納得できない。ケアプランも同じところに頼んでいるので、何も言えない。なんでもしてもらうという私たちは本当に情けないことだと思う。


  [夜間看護]
    (71)  病状が進んで夜の介護が大変になってきました。私一人では出来なくなり有料の看護婦さんを頼んだら一晩(7時間)2.5万円かかります。夜は毎晩でも頼みたいのが本音です。せめて介護度5の全額を現金でいただけたら、それを全部夜の看護婦さんに使いたいです。現在は介護保険からは月々12万くらいしか使っていません。

    [訪問看護回数]
  (69)  訪問看護ステーション(国の年間260回利用できる制度)を有効に利用したいと考えていますが、ステーションがマンパワー不足により県の制度(年間32時間利用可)さえ思うように利用できず無意味な制度となっています。現状に大変不満を感じており、ステーションにも申し入れておりますが経営上の問題が絡んでくるとの事なので今後、上層部に訴えていく考えをもっています。

  (86)  介護保険を満額利用しても1ヶ月65万円の出費があり、経済的負担は相当なものです。呼吸器をつけて長い療養生活を続けてゆくには介護人(妻)の生活もある程度保障されなければ共倒れになってしまいます。夜間の訪問看護婦さんの派遣や昼間の訪問看護婦さんの派遣(年260回)の制度を利用できるように行政の方で責任を持って指導して欲しい。現実には人手不足という理由で回数も時間も充足していません。
 
[訪問看護と経費] 

  (148)  訪問看護は交通費の自己負担が多い医療保険で扱われるので、介護保険のように後日の返金がない短期入院をさせてもらえる施設があると助かる。

   (279)  ヘルパーさんは自己負担がかかるので、できれば全て訪問看護をお願いしたいが看護ステーションの関係で、ヘルパーさんをお願いしている。13時間で月の負担が約2万である。病気が進んで時間を増やさなければならなくなったらどうすればよいかとても心配である。全身性障害者介護人派遣事業について詳しく知りたい。本人は働けないので負担を軽くしてほしい。  

 [僻地の訪問看護]

  (73)  私の住む町は山村僻地ということで利用負担額が加算されていますが、都市並みのサービス(訪問看護婦の派遣)などをしていただきたいと思います。あまりにも格差があるように思います。

 

                                                           以上